疲れた時に是非見て欲しい!YouTubeに上がっているおもしろ動画【日本人の才能が開花した!?シンクロムービー】

仕事に疲れた時、なんだか元気が出ない時、YouTubeでおもしろ動画を検索して見る人は多いのではないでしょうか?
筆者も仕事で理不尽なことが起きた時や、不意に悲しい気持ちになる時に、YouTubeで何か元気が出るような動画がないか探すことがよくあります。そして出会った傑作たち。その中でも、全く異なる音楽と動画を組み合わせて、そのリズムを融合させた、いわゆる「シンクロムービー」とでもいうべき動画があります。「この動画を作った人は、センスと才能に溢れた天才や!」と思うような、「これを見ると元気になれる!」と筆者が心から信頼する心の処方箋ともいうべき動画を幾つか紹介していきます。

アニソン×インド映画の最高傑作!『ナン撃の印度人』

最初から最高傑作を紹介します。
アニメ「進撃の巨人」のOPテーマと、あるインド映画の映像をリンクさせたシンクロムービー。これが、筆者とシンクロムービーの初めての出会いでした。
″進む意志を嗤う豚よ″のシーンをはじめとして、全体のシンクロ率が半端ないです(笑)ちなみに、ここで使われている「進撃の巨人」のOPテーマの「紅蓮の弓矢」はいたるところでパロられています。かつてはwebサイトの「ねとらぼ」にこのような記事も出ていました。

ねとらぼ:謎のシンクロ率:「進撃の巨人」OPパロがニコニコで流行 → アニメ公式アカウントも「意外と合うものですね」と言及

筆者はもともとインド映画が結構好きで、シャー・ルク・カーン様の『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』のダンスシーンなんかも、華やかさとエンターテインメントに徹している感が素敵だと、周囲にオススメしているのですが、なかなか理解は得られていません。
なので、そんなインド映画をもっと知ってもらうべく、日本人により馴染みのあるアニソンを駆使したこの動画は、インド映画の普及にもつながる、一番のお気に入りの動画なんです。

ボカロ×インド映画の演出がニクい!「千本桜」

インド映画と、アニソンやアイドルの歌をシンクロさせている動画は実は結構あります。ただ、どれもがハイクオリティかと言うとそうではないんです。
残念ながら、BGMにJ-POPやアニソンを使用して、インド映画のダンスシーンを流しているだけにしか見えないような動画も結構あります。
そんな中で、先ほどの「ナン撃の印度人」と双璧を成すかのように、高いシンクロ率を誇るのが、この「千本桜」。純粋なシンクロ率でいうと、「ナン撃の印度人」に軍配があがるかもしれない。けれど、この動画の素敵なところは、その演出なのです。動画の途中で一部モノクロ映像になるシーンや、終盤に出てくるじいちゃん達のリズム感が、この動画をシンクロ率では計れない、何かとても特別なものに仕上げてしまっているのです。

新たな部の放送が始まるたびに楽しみな「ジョジョの奇妙な冒険」の傑作「ココロジョジョル」

この動画は、TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくるキャラクターのセリフをnobodyknows+の代表曲「ココロオドル」のリズムに乗せて歌わせたものです。「ジョジョ」が好きな人なら一度は見たことがあるかもしれないですが、遊び心が半端ない!
この動画のすごいところは、シンクロ率は決して高いわけではないのに、ものすごくセリフとリズムがマッチしていることです。この動画を見ていると、ジョジョの大体のストーリーがわかる気がするし、名言と言われているところはほとんど網羅しています。これを作った人は本当にジョジョが好きなんだなーと思い知らされます。
ちなみにこれは1〜4部の全てをつなげたものですが、それぞれ分けられたものもあります。個人的にはシーザーが一番好きなので第2部のも好きなのですが(シュトロハイムの名言へのフューチャーの仕方も半端ないですし)、3部や4部の完成度も非常に高いです。特に3部の花京院がDIOのスタンドの正体を見破る瞬間や、4部の岸辺露伴の「だが断る」、同じく4部の吉良吉影の「いいや!限界だ 押すね!」からの流れなんかは鳥肌ものです。第5部のアニメ化がいつになるのか、全くわかりませんが、また5部が放送されたら、新しい「ココロジョジョル」が作られるのを楽しみにしています!

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